あらゆるニーズに対応する高機能リキッドハンドリングデバイス
ハミルトン・ロボティクス社は、ラボオートメーションにおけるリキッドハンドリング装置のリーダーとして、信頼性、パフォーマンス、柔軟性を生かして、世界中のライフサイエンス業界とバイオテクノロジー産業に貢献しています。
ハミルトン社のロボット技術の特徴として、特許技術であるOリングの伸縮を利用したテクノロジー(CO-RE)、吸引時から吐出時までの液体をモニタリングする(TADM)、液ダレ防止システム(ADC)などの設計および機能を有しています。
■メインプラットフォーム製品
下記の表の写真をクリックするとそれぞれの製品紹介へ移動します。
単機能かつコンパクトでありながら、ハミルトンの分注機能を全て併せ持つパーソナルワークステーションを低価格でご提供します。 | 最大の特徴として、モジュール式設計を採用したことにより、容易に装置構成の変更や拡張を幅広く実現します。この特徴より、あなたの次のチャレンジに対して、現場において、最小のダウンタイムで、次のようなアップグレードすることが可能です。 | 次世代に向けて垂直型設計により、小さなフットプリントでも、大容量化・連続処理を可能とするハイスループットスクリーニング向けモデルです。日本では、 2016年秋より発売予定です。 |
特 徴 | ||
・密閉型・開放型を用意 |
・3つのサイズ(1,1.6,2.1m)を用意 |
・GUIベースのINSTINCT V によるアッセイ構築と3Dシミュレーション機能を実現 |
■数多くの最先端のテクノロジー
Compressed O-Ring Expansion (CO-RE)
今日のアプリケーションの多くは、正確なチップの装着と位置精度を必要とします。ハミルトンの登録商標Compressed O-Ring
Expansion(CORE)技術は、それらを実現します。 CORE技術は、チップの内側の溝の高さでO-リングを押しつぶし、溝にO-リングをはめることにより、非常に安定してチップを装着します。これは、すべての軸で+ 0.1mmの位置精度を可能にします。CORE技術はチップ脱着時に実質的に垂直方向の力を必要としないため、装置にかかる負荷を抑え、エアゾールの生産を最小にします。 |
システムの柔軟なハードウェアは、アプリケーション毎に効果的に定義された複数のプログラミングレベルを提供するVENUSソフトウェアによってより一層色濃く反映されます。 |
Anti-Droplet Control (ADC)
ADC機能は、揮発性溶媒の高い蒸気圧に起因するピペットチャンネル内の圧力変化をリアルタイムに補うのに役立ちます。 |
エアーディスプレースメント方式のピペット動作をモニタリングすることによって、リアルタイムで吸引動作の間、クロットあるいは空吸いを検出することが可能です。MAD機能は揮発性溶媒の吸引にも使用することができます。 |
Total Aspiration and Dispense Monitoring (TADM)
Liquid Level Detection (LLD)
capacitive LLD
(c-LLD):静電容量の変化を使用した液面検出方法です。伝導性の液体の液面を検出することが可能です。独立ピペットチャンネル、マルチピペットチャンネルで使用可能です。
pressure-based LLD
(p-LLD):ピペットチャンネル内の圧力変化を使用した液面検出方法です。非伝導性の液体でも液面を検出することが可能です。独立ピペットチャンネル、マルチピペットチャンネル(オプション)で使用可能です。